ポーク・ビーンズポーク・ビーンズトマトホール缶利用の煮込み系その1。 初日はまだ具の多いスープの体裁だが、二日目以降スープなのか煮込みなのか判然としない濃度になる。 豆の繊維と豚バラ肉の脂、腸に悪いこと夥しい料理でもある。健康体の人には繊維質が多くていいんだろう。 材料(出来上がり量は半寸胴鍋5~6分目くらい) 豚バラ肉(角切りか、ブロックを一口大角切りに) 400~500g見当 白インゲン豆 一袋(200g) 赤インゲン豆、いわゆるキドニー・ビーンズでも可。輸入食材屋などでよく見るキドニー・ビー ンズの水煮缶を使うと楽。他のあまり大粒ではない豆でも面白い。 たまねぎ 1~2個 セロリ できれば葉付き 1本 トマトホール缶 1缶 (総量400gくらいのもの) トマトジュース 適量(400~500ccくらいかと) プチトマト 1パック サラダ油 バター 強力粉 赤ワイン 月桂樹の葉 塩 胡椒 お好みで チリパウダー チリペッパー 固形スープの素 作り方 前準備 白インゲン豆をざっと洗って5倍くらいの水につけ、一晩(せめて5時間)放置。 翌朝以降、白インゲンに月桂樹の葉を1~2枚入れて火にかけて煮る。沸騰してアクが出てきたらアク を取ってからインゲンにかぶっている部分相当の煮汁を捨て、水を元の量差して再び煮る。沸騰したら 弱火にして気長に。次々出てくるアクは適宜すくう。 煮ている間、適宜差し水してインゲンに水がたえず被っている状態にするべし。 白インゲン豆は新しいものなら2時間かからずに指で簡単に潰せるくらい柔らかくなるが、管理や回転 の悪い店でヒネの豆を買わされると5時間煮ても柔らかくならない場合がある。その時は人生こんなも んだと思うことにする。 長い間自宅のストッカーに放置していた豆を煮る場合は、自分の責任を痛感するべし。 1.煮込み鍋でサラダ油適量を熱し、スライスしたたまねぎ、セロリ(葉っぱもついていたら葉っぱごと)を炒 め、しんなりしたら弱火にして強力粉大さじ3~4杯を振り込み粉っぽさが消えるまでまた炒め、一旦火を 止める。 2.辛いのが好きな方はあらかじめ豚バラ肉にチリパウダーやチリペッパーをまぶしつけておく。中華鍋ないし はフライパンにサラダ油を適量熱し、バターも適量放り込み、豚バラ肉を強火で焼き付けるように炒めて焦 げ目をつける。表面にまんべんなく焦げ目が付いたら赤ワインを適量振り込んでフランベし1の煮込み鍋へ。 3.2にトマトホール缶のトマトを手で握りつぶしつつ入れ、缶の中のジュースも投入。缶を濯いだ水ももった いないので私は入れる。 4.トマトジュースを煮込み鍋の材料がじゅうぶんにかぶるくらいに投入。固形スープの素の味が好きな方はこ こでお好きなだけ投入。焦げ付きやすいので時々木べらで底からかきまぜて様子を見ながら弱火で1時間以 上、肉が好みの柔らかさになるまで煮込む。 5.4が煮えたところに、下準備で煮ておいた白インゲン豆を煮汁ごと投入。沸騰したら塩、胡椒、好みでここ でまたさらにチリパウダーなどで調味。プチトマトを放り込んで皮がはじけたあたりでできあがり。 煮溶けたプチトマトもおつなので、4の段階のどこかで放り込んでもよし。 注 余った場合、2日目はしばしばペースト状になるので温める時焦げ付きにはくれぐれも注意を。 肉も程良く煮崩れたペースト状のポークビーンズは、トーストに乗せてビーンズトーストにしても美味。 ジャンル別一覧
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